人参の皮による皮のためのブログ

就活しんどすぎ大学4年生HSP(多分)女です。私が内定を得るまでの愛と希望の物語(予定)です。

就活で第一志望が分からなくなった話

私が受けてる企業をA社・B社・C社とします。業界は全て同じです。

A社・・・規模でかい、事務系、調整系が多い、県内転勤あり

B社・・・規模中くらい、現場系、企画とかもやる、他市で一人暮らしになる

C社・・・規模小、現場系、企画とか意欲的にやる、他市だが実家から通える

 

これらを受けた経緯、そしてなぜこんなにも悩んでいるのか。それを順を追って説明していきたいと思います。

 

1,第一志望A社設定への道のり

今まで私の第一志望はA社でした。私の大学からA社は非常に模範的進路です。自分の経歴を見てもA社は非常にしっくりくる感じがありましたし、業務内容も興味があるものだったのでここしかない!と思っていました。

説明会にも何度も足を運びました。A社は難しい試験もあり倍率も高いのですが、絶対に入りたいと思ってたくさん勉強しました。

A社は試験が難しかったので似たような試験がある会社も何社か受けることにしました。併願する会社はちゃんと説明会に行って「やはりA社がいいな」と志望度を強くしたものでした。

 

しかし試験スケジュールを見るとどれだけ併願先の内定が早くても第一志望のA社の試験に間に合わないのです。なるべく内定を得た状態でA社に臨みたいと思い、規模の小さい会社を受けておこうと思いました。そこでみつけたのがC社です。

 

2,C社との出会い

C社は家から近く名前は聞いてましたが小さい会社ですし現場系はいやだなーと思っていましたが内定ほしさに受けることにしました。ちょうど説明会があったので参加してみました。

 

どうせ簡単な業務説明とやりがい、パンフレットにかいてあるようなことをいうだけなんだろうなと思っていました。。まずC社の人事担当者は私と同じ大学の人でした。動きも優秀そうなのになぜこんなところへ…と最初は思っていました

 

しかし、説明会は私の予想を大きく裏切ってきました。

 

C社はまずこの業界がいかに斜陽か話し始めたのです。

この業界は「何となくよさそう」「何となく安定してそう」と言われやすい業界です。説明会に来てる人々の多くも同じようなことを思って参加しているでしょう。

しかしそれをばっさり切り捨てます。追い打ちをかけるように業界の規模はどんどん縮小していくとデータを見せる始末。

 

そして最後にこういうのです。

「それでもここで働きたいという人を求めています。それでもこの業界を盛り上げたいと思う人、この仕事が好きな人が向いています。もう一度よく志望動機を考えてみてください。」

 

私は思いました、「ここで働きたい」と。

感動してしまいました。そんなに業界全体を考えている会社があるでしょうか。何もしなくてもある程度の需要はある会社です。これから斜陽になると言ってもC社の規模ならあと何十年かはなくなることはないでしょう。それでもこんな危機感をもって取り組んでいる。私はこういうところを探していた、と。

 

冷静に考えれば私は最初からC社向きだったように思います。大きい会社の方が企画ができる、小さい会社は現場系だと思っていましたがむしろ小さい会社の方が規模は小さいながらも色々企画することができると後で知りました。そんなに要領の良い方ではありませんが根性とアイデア力はあります。絶対小さい会社で裁量権を持って企画する方が適正ある気もします。

給料もそこまで変わりません。C社なら実家から通える距離ですし実家から通ってお金を貯めてもよし、一人暮らしでもすぐ帰れるので安心感あり。A社の県内転勤ほどよくて楽しそうだなーと思っていましたが友達も作るのが下手な私が県内とはいえ100キロも離れた知らん土地に行って病まないか???と怖くなってきました。働いてすぐはでかいポカして落ち込むのはバイトの経験で確約済みなのに。

 

もっと広い範囲で見ておくべきでした。A社の企業研究は足りてましたし、業務もやはり良いとは思います。ただ、もっと適正があるところがあるかもしれないということに気づきませんでした。

 

今更言っても遅い、志望度は下がったもののA社も第二希望です。ちゃんと対策せねば。

 

しかし志望度が下がってしまったと気づいた瞬間A社のモチベがなくなってしまいました。あんなに企業研究して、あんなにESもかいて、筆記対策もして。

 

C社もなんだかんだ倍率は非常に高いのです。C社がだめならやはりA社がいいです。

 

それでも私の手は動きませんでした。

 

そしてふと、似たような状況が何年か前にあったことを思い出しました。

大学受験の時です。

 

次回、大学受験とほぼ同じ状況の今、そしてそれが暗示するもの

   B社の登場と波乱、私とは何か

 

ぴえん